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コーチのためのレッスン

筋肉の記憶 [マッスル・メモリー]

他のスポーツと同様に、ゴルフでもレッスンをする方(以下、指導者)の指導方法が、レッスンを受ける方(以下、レッスン生)の上達のスピードを左右します。

私がレッスンをする上で注意していることの一つに、身体に覚え込ませるのか、頭に覚え込ませるのか・・・ということがあります。

筋肉が動きを覚えている[マッスル・メモリー]は、3〜5日間と言われ、また、筋肉に負荷をかけて、その動きが正確に反復できるのは、せいぜい3時間以内と言われています。

つまり「理想的なトップの位置はここです。」とレッスン生の手を取って30分程度、徹底的に教えても、その効果は5日もすれば無くなってしまうということです。

また、バック・スウィングでの肩の回転を補助し、ギュッと捻じっても、インパクトでの腰の回転を説明するために、腰をグイグイ回転させたとしても、その効果は2〜3時間もすれば無くなってしまうわけです。

指導者にとっては、言葉であれこれ話すよりも簡単でしょうが、レッスン生にとっては、上達にあまり効果の無い方法なのです。

つまり、指導者は、そのレッスン生に次回いつレッスンができるかによって、レッスンの手法を考えなくてはいけません。

私も、ゴルフ・キャンプ(合宿)などの2〜3日間レッスンを集中的に受けてもらうことができる場合はスパルタ式(?)で行い、週に一回や月一回程度しかレッスンを受けられないレッスン生に対しては、頭で、理論で、理想的なスウィング・モーション(身体の動き)を理解してもらうように心がけています。

今回のマッスル・メモリーには他の利用価値もあります。

レッスン生が間違った動作を練習してしまったとしても「3日間、クラブを振らないで下さい。」と言えば、悪い動作もリセットされて、改善することが可能になります。

もちろん、このことは事前に説明して『クラブを振らない』必要性を伝えておかないと効果は半減してしまいますが…。

どちらにしても、
@正しい動作をマスターさせるためには、5日以内に再確認すること
A動作が悪くなったら、3日程度のインターバルをとることが有効であること
を知っておいて下さい。

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