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第一回目は古くからの友人で現役トーナメント・プレーヤーである、伊藤佳子プロに登場していただき、『女性ゴルファー』をトピックに話を進めていきます。
伊藤:ホームページ開設おめでとうございます。米田さんのレッスンがネット上で見・聞きできることは、とても良いことですね。
米田:ありがとうございます。でも、ネット上では対象者が広く、誰に伝えたい事なのかを明確にしたいですね。それに、やはり私以外のゴルフ関係者の考えも沢山紹介していきたいと思っていますので宜しくお願い致します。
米田:私が伊藤プロに始めて会ったのは、私が、まだサンディエゴでゴルフ修行中。伊藤プロはトーナメントのオフに米国で調整をしに来ている…1987年頃ですよね。その頃と言えば、ゴルフ用具が急激に変化していた頃でしたね。
伊藤:そうそう。アマチュア・アベレージ・ゴルファーのために開発された、メタル・ウッドやキャビティー・アイアン、ツーピース・ボールなどを、プロが使うかどうか試行錯誤している頃。私は案外早く切り替えましたけど…。
米田:でも、それによって、特に女性ゴルファーの飛距離や安定度は数段アップしたのではないですか?
伊藤:当時も女子プロは、ほとんどメンズ・クラブを使用していましたが、確かに、当時の女性用クラブは、特に飛距離の面で不利でしたよね。
米田:女性の平均飛距離の、この10年間での伸びと、男性の伸びでは、明らかに、近年ゴルフを始めた女性は有利になったと思いますよ。
伊藤:日本のゴルフ人口は1,500万人弱と言われていますが、私は、その半分が女性であって欲しいし、その割合になったら、もっとゴルフ人口は増えると考えています。女性こそ始め易い時代であることや、身体に負担無く出来るゴルフの良さを多くの女性に知ってもらい、そして、女性は特に"見た目が綺麗なスウィング"をされるよう−これは米田さん達の仕事でしょうが、良いレッスンを受けて欲しいと思いますね。(^о^)
米田:最近は、レディース・コンペも増えてきましたが、競技に向けての心構えは、ありますか? 私は、男性で試合前にヒゲを剃らない、風呂に入らない(笑)…などの競技者に、「床屋さんでも行って、さっぱりして来なさい」と言うタイプなのですが…。
伊藤:そうですね。やはりコンペは晴れ舞台ですから、スコア−も大切ですが、ウェア等にもこだわって頂いて、いろんな形で思いっきり楽しんで頂きたいですね。
米田:そういえば、以前男女混合のラウンド・レッスンの時に、雨模様の空を見ながら、男性参加者は“中止ですか?”という表情だったのに対し、女性参加者はテキパキと準備を開始したことがありました。その楽しそうな顔を見て、つい、「雨は嫌では無いのですか?」と質問したら、「この前買った綺麗なレイン・ウェアを着るチャンスがなかなか無かったので…。」と言われてハッとしたことがあります。雨でもレッスンをしようと思ったのでは無く、それまで私自身もお世辞にも綺麗と言える『雨具』では無かったので、傘とレイン・ウェアを少し派手な物に変えてみたんですよ。そしたら雨の日のプレーが少し楽しく思えたりして…。レッスンをしていると、こちらも学ぶことが多いですよ。
女性のウェアに対するこだわりは色々と聞きたいので、後でまた詳しく聞かせて下さい。
米田:伊藤プロは筋力トレーニングの重要性についても昔から言われ、研究していますよね。
伊藤:トレーニングは、とても複雑で、一言で言うと「良い専門家をパートナーにする」ことです。私は、それよりも、ストレッチ−柔軟体操−の重要性を皆さんに言いたいですね。ゴルフも激しい瞬発運動を伴ったスポーツですから、油断をすると、1スウィングで身体を傷めてしまいます。
米田:反省します。我々もレッスンの現場でスウィング論と同等に、ストレッチの重要性を伝えなければなりませんね。
…後編につづく… |